iBooksでお気に入りの文学を読み直す

最近ジム通いをしている。

 

そこで意外と大活躍をしているのが、iPhoneの機能の中の1つ「iBooks」。

いわゆる電子書籍である。

 

思い返してみると、自分が文学にのめり込んだ最初のきっかけは、中学生の頃に東野圭吾の作品を読んでからだと思う。

中学生の頃はとにかく東野圭吾作品を読み漁った。

今でも30冊程度の文庫本が、本棚で眠っていると思う。

 

高校生になると、当時爆笑問題ポッドキャストで太田さんが谷崎潤一郎の「春琴抄」を紹介したところから、谷崎潤一郎を始め、そこから純文学にのめり込んでいった。

日本史の教科書に掲載された作家のほとんどの作品は1つ以上は読んだはず。

その中でも特に好きな作家が、谷崎潤一郎太宰治三島由紀夫夏目漱石だった。

 

大学に入り、3年次には近代文学を研究するゼミに所属することになった。

そこから現在に至るまで、研究対象として谷崎潤一郎作品を読んでいる。

他にも宮沢賢治芥川龍之介シェイクスピアも授業で取り扱っているので研究しているという格好になる。

 

iBooksの話に戻す。

 

先に述べた通り、iBooksを利用しているのは主にジムでの時間。

バイクマシンで汗を垂らしている間、iPhoneをマシンの上に置き、読みながらトレーニングをしている。

 

電子書籍は一切手を出さずにいた。

だけど、まさかの場面で使う機会があり、現在大活躍中。

正直、手を出すつもりはなかったけど、何があるかわかりませんな。笑

 

今読んでいるのは太宰治の「人間失格」。

人間失格

人間失格

 無料で配信されているものなので、信頼できるテキストかどうかは不明。

だけど、「人間失格」は年に1度必ず読み返す作品なので、試運転として選んだ作品である。

 

次は夏目漱石の「こころ」をもう一度読み直そうかと考え中。

 

こころ

こころ

 

とにかく最近は研究対象として文学を読む機会が多くて、嫌ではないけど常に肩肘張って読まなければいけないという感覚が否めなかったけど、「そぞろに」読むのにうってつけかもしれません。

 

というわけで、最近読んだ本で面白いものがあったら是非教えてください。

条件は、「iBooks」にあること。笑